厚生労働省が5年に一度出している資料で、2004年度版では、「食事摂取基準は、健康な個人または集団を対象として、国民の健康の維持・増進、エネルギー・栄養素欠乏症の予防、生活習慣病の予防、過剰摂取による健康障害の予防を目的とし、エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すものである。保健所、保健センター、民間健康増進施設等において、生活習慣病予防のために実施される栄養指導、学校や事業所等の給食提供にあたって、最も基礎となる科学的データである。」とあります。現在2020年度版まで発行されていますが、2004年度版と比べて細分化されているため、一般の人が見るには少し難解な内容になっています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html
2004年度版食事摂取基準(抜粋・一覧表)
RE・・・レチノール NE・・・ナイアシン
ビタミン A:レバー、うなぎなどに多く含まれている。視覚機能や皮膚・粘膜の形成、発育などに少量必要とされる。摂取不足によって夜盲症や粘膜障害を生じる。ビタミン剤による過剰摂取により、妊婦での催奇形性、小児の骨異常など様々な毒性を引き起こす。
ビタミン D:レバー、いわし、かつお、などに多く含まれる。食品から直接摂取されるほか、プロビタミン D から日光の照射を受けて皮膚でも生成される。ビタミンDはカルシウム代謝の重要な調節因子で、腸から Ca2+を吸収して血中 Ca2+濃度を高める作用がある。摂取不足により小児ではくる病、成人では軟骨化症を生じるビタミン D 強化食品などによる過剰症では腎障害をおこしやすくなる。
続いてこの表をご覧下さい。にんじんの栄養素の含有量を表しています。2004年と2005年を抜粋していますが、2005年度版はレチノールの含有量がなぜか半分になっています。また上の表ではビタミンA(レチノール)の推奨量は600~750µgです。つまり、2004年度版ではにんじん1本でレチノールの推奨量の倍になる、つまり常に摂取過多の傾向にある、ということです。なぜ2005年度で改訂されたかは不明ですが、外反母趾・リウマチなどの症状にはレチノールの摂取過多が関係しているので、注意が必要です。食事摂取基準において、上限量が有る事(カルシウム、鉄、ビタミンAレチノール、ナイアシン、ビタミンDの5種類)を知られていない。(上限量3000が事実上6000までOKになっている事も問題です)何故!たんぱく質を摂り過ぎると悪いのか?腎臓と日本人の寿命の関係!コロナ禍以来、日本人はビタミンD不足と言われていますが‥それはカルシウムを摂り過ぎてビタミンDを使い過ぎているのが原因です。それが増え続けいる『癌』の原因だと言えます。
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